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健康経営度調査2027の書き方|設問回答のコツと準備物
健康経営
最終更新日 / 2026.08.06
「健康経営度調査2027の設問が多すぎて、どこから手をつければいいか分からない」
そんな声を人事労務のご担当者からよく伺います。
結論から言えば、設問の全体像を先に把握し、必要な資料を先に揃えてから回答に着手するのが最短ルートです。
この記事では、調査票の設問構成と回答のコツ、そして事前に準備しておくべき書類を実務目線で整理します。
認定要件やスケジュールそのものよりも、「調査票への具体的な答え方」に絞って解説します。
- 健康経営度調査2027の設問はどんな構成になっているか
- 回答でつまずきやすいポイントと書き方のコツ
- 着手前に揃えておくべき準備物リスト
- 回答をスムーズに進める社内の進め方
本問構成と回答は年度により細部が変わるため、実際の記入時は必ず最新の公式調査票と手引きをご確認ください。
健康経営度調査2027とは何か
健康経営度調査は、経済産業省が実施する調査で、健康経営優良法人や健康経営銘柄の選定基礎データとなります。
調査票への回答が、そのまま企業の取り組み評価につながります。

ここで押さえておきたいのは、調査票は「実施の有無」だけでなく「体制・実行・評価」までを問うという点です。
制度があるかどうかだけでなく、運用状況や効果検証まで記入を求められます。
- 大規模法人部門は健康経営度調査への回答が申請そのものになる
- 中小規模法人部門は認定基準チェックシートが中心で、設問構造は共通点が多い
- いずれも「取り組みの根拠」を説明できることが重要
調査票は自社の健康経営を棚卸しする機会でもあり、回答準備が施策改善のきっかけになります。
調査票の設問構成を理解する
設問は大きく「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策の実行」「評価・改善」「法令遵守」の枠組みで構成されるのが一般的です。
いわゆるPDCAの流れに沿って問われると考えると整理しやすくなります。
| 領域 | 問われる内容の例 |
|---|---|
| 経営理念・方針 | 健康経営の方針の明文化、経営層の関与 |
| 組織体制 | 推進責任者、産業医・保健師との連携 |
| 制度・施策 | 健診受診、保健指導、メンタル対策、生活習慣改善 |
| 評価・改善 | 効果測定の指標、課題把握、次年度計画 |
| 法令遵守 | 定期健診・ストレスチェックの実施状況 |
回答形式は選択式が中心ですが、一部に自由記述や数値入力が含まれます。
数値入力(受診率など)は根拠データが必要なため、早めの準備が欠かせません。
フィードバックシートも意識する
回答後には、他社比較を含むフィードバックシートが返される仕組みがあります。
翌年以降の改善に使えるため、回答は「正直かつ根拠あるデータ」で入力することが後々役立ちます。
設問の並びをPDCAで捉えると、抜け漏れのチェックがしやすくなります。
健康経営の進め方でお悩みではありませんか?
回答でつまずきやすいポイントと書き方のコツ
担当者がつまずくのは、多くの場合「数値の集計」と「取り組みの証拠づけ」です。
ここを先回りできれば、回答スピードは大きく上がります。

- 受診率・実施率は分母と分子を明確に:対象者数と実施者数の定義をそろえる
- 「実施している」と答える設問は根拠を残す:実施要領・案内文・記録を保管
- 自由記述は簡潔に事実ベースで:施策名・対象・頻度・効果を1〜2文で
- 不明な設問は空欄にせず社内で確認:健保・産業医に照会する
また、歯科・口腔ケアや運動機会の提供など、具体的な施策の有無を問う設問も増えています。
自社に未実施の施策があれば、回答準備を通じて導入検討につなげるのも一つの方法です。
「事実を、根拠とともに、簡潔に」書くのが回答の基本姿勢です。
着手前に揃えておく準備物リスト
回答を始める前に資料を揃えておくと、途中で手が止まりません。
以下は多くの企業で共通して必要になる準備物です。
- 定期健康診断の対象者数・受診者数(受診率算出用)
- ストレスチェックの実施記録と受検率
- 保健指導・特定保健指導の実施状況
- 健康経営の方針・推進体制がわかる資料
- 実施している施策の案内文・実施記録
- 前年度の回答内容(継続性の確認用)
これらを一覧表にまとめ、担当部署・入手先・締切を明記しておくと社内連携がスムーズです。
準備物を先に固めることが、回答期間中の負担を最も減らします。
回答をスムーズに進める社内の進め方
調査票は人事だけで完結しないため、関係者との役割分担が鍵になります。
下記の流れで進めると停滞しにくくなります。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1. 全体把握 | 最新の調査票をダウンロードし設問をざっと通読 |
| 2. 資料手配 | 健保・産業医・各部署へデータ依頼 |
| 3. 下書き | 確定している設問から順に埋める |
| 4. 確認 | 数値の整合と根拠を経営層・関係部署でチェック |
| 5. 提出 | 締切前に余裕をもって入力・提出 |
施策面で不足を感じた場合は、歯科健診や訪問マッサージなど外部サービスの活用も選択肢です。
たとえば企業歯科検診の導入方法や心の健康づくり計画の作り方は、回答の裏付けとなる施策づくりに役立ちます。
「一人で全部埋めない」体制づくりが、質の高い回答への近道です。
よくある質問
健康経営度調査2027はいつ頃回答するのですか?
例年、健康経営度調査は夏頃から秋にかけて実施され、回答期間が設けられます。実施時期や締切は年度ごとに経済産業省から公表されるため、最新の公式情報を必ず確認してください。締切間際は入力システムが混み合うことがあるため、余裕を持った準備が安心です。
設問がわからない場合はどうすればよいですか?
設問の意味や対象範囲が不明な場合は、空欄のままにせず社内の産業医・保健師や加入する健康保険組合に確認するのがおすすめです。また、公式の記入の手引きに用語の定義や回答例が示されていることが多いため、まず手引きを参照しましょう。実態と異なる推測での回答は避けてください。
中小企業も健康経営度調査に回答する必要がありますか?
中小規模法人部門は、健康経営度調査そのものではなく認定基準に沿ったチェックシート形式での申請が中心です。ただし問われる観点は大規模部門と共通点が多く、健診受診率や施策の実施状況などの準備は同様に必要です。自社がどの部門に該当するかを最初に確認しましょう。
従業員の健康づくりに取り組む際は、従業員の健康づくりもあわせてご覧ください。
まとめ
健康経営度調査2027の回答は、設問構成をPDCAで捉え、必要な数値と根拠資料を先に揃えることが成功の鍵です。
回答準備は、自社の健康経営を見直し次の一手を考える絶好の機会でもあります。
「施策が足りていない」「回答の裏付けとなる取り組みを増やしたい」とお感じなら、歯科健診や訪問マッサージなど実行しやすい健康施策から始めるのが有効です。
自社に合った進め方や施策づくりでお困りの際は、下のボタンからお気軽にご相談ください。
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