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予防医療の取り組み事例|企業が導入できる施策と進め方

予防医療の取り組みを検討する企業の担当者たち

「予防医療に取り組みたいが、他社が具体的に何をしているのか知りたい」——そんな人事・経営層の方に向けた記事です。
結論から言えば、予防医療は特別な設備がなくても、健診・歯科・運動・メンタルの4分野から着手できます
本記事では実際に企業が導入している取り組み事例と、社内で進めるための手順をまとめました。

💡 ポイント: 「大がかりな投資が必要」と思われがちですが、まずは既存の健診に施策を1つ足すだけでも予防医療は始められます。

この記事でわかること

  • そもそも企業における「予防医療」とは何を指すのか
  • 他社が実際に導入している取り組み事例
  • 自社で予防医療を進めるための5ステップ
  • 費用の考え方と使える制度

企業における予防医療とは何か

予防医療とは、病気になってから治療するのではなく、病気になる前に手を打つ考え方です。
企業においては、従業員が健康を損なう前に会社として支援する施策全般を指します。

予防医療の一次予防・二次予防を示す健診の様子
予防医療は病気になる前の対策から始まります

予防医療は一般的に3つの段階に分けて整理されます。
自社がどの段階に力を入れるかを決めると、施策が選びやすくなります。

段階 目的 企業の施策例
一次予防 病気を未然に防ぐ 運動促進・食生活支援・禁煙支援・歯科健診
二次予防 早期発見・早期対応 定期健診・がん検診・ストレスチェック
三次予防 重症化・再発の防止 保健指導・両立支援・復職サポート

企業がまず注力すべきは、コストを抑えやすく効果も見えやすい一次予防と二次予防です。

💡 ポイント: 予防医療は「医療費の抑制」だけでなく、欠勤・生産性低下の防止(プレゼンティーズム対策)としても注目されています。

企業が導入している予防医療の取り組み事例

ここでは、実際に多くの企業で導入されている代表的な取り組みを紹介します。
いずれも中小企業でも始めやすいものを選びました。

①歯科健診の導入

歯周病は自覚症状が出にくく、放置すると全身の健康にも影響すると言われています。
企業健診には歯科が含まれないことが多いため、独自に導入する会社が増えています。
訪問型の歯科健診なら就業時間内に短時間で実施でき、受診率を高めやすいのが特徴です。

②生活習慣病・特定保健指導の活用

健診結果で数値に課題があった従業員に対し、保健師や管理栄養士が助言する仕組みです。
健保組合の特定保健指導を活用すれば、追加コストを抑えて実施できる場合があります。

③運動・身体ケア支援

デスクワーク中心の職場では、肩こり・腰痛が生産性低下の一因になります。
訪問マッサージやストレッチ講座を福利厚生として取り入れる企業もあります。

④メンタルヘルス対策

ストレスチェックの実施に加え、相談窓口やセルフケア研修を組み合わせる事例が一般的です。
心の不調は早期対応が重要とされ、二次予防としての役割が大きい分野です。

  • 歯科健診:全身の健康・受診率向上につながる
  • 保健指導:既存制度を活かせばコストを抑えられる
  • 運動支援:肩こり・腰痛対策で日々の生産性に寄与
  • メンタル対策:早期対応で休職リスクを下げる

複数を一度に始める必要はなく、自社の課題に近い1〜2施策から着手するのが現実的です。

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予防医療を社内で進める5ステップ

取り組みを成功させるには、思いつきで始めず順序立てて進めることが大切です。
以下の5ステップで整理しましょう。

予防医療施策を社内で計画するチーム
施策は小さく始めて検証しながら広げるのが基本です
ステップ 内容
①現状把握 健診結果・欠勤率・年齢構成などから課題を洗い出す
②目的設定 「何を改善したいか」を具体的な指標で決める
③施策選定 課題に合う施策を1〜2つ選ぶ
④試験導入 一部部署や希望者から小さく始める
⑤効果検証 受診率・満足度などを測り改善する

いきなり全社展開せず、小さく始めて検証することで社内の負担と失敗リスクを抑えられます。
健康経営優良法人の認定を目指す場合は、これらの取り組みが評価項目とも重なります。
申請を視野に入れるなら中小企業向けの認定基準チェックリストもあわせて確認するとよいでしょう。

予防医療は「導入して終わり」ではなく、検証と改善を回してこそ効果が積み上がります。

費用の考え方と使える制度

予防医療の費用は施策によって幅がありますが、工夫次第で負担を抑えられます。
主な考え方を整理します。

  • 健保組合の補助や特定保健指導を活用する
  • 訪問型サービスで会場費・移動コストを削減する
  • 希望者・一部部署から始めて段階的に拡大する
  • 助成金や健康経営の認定メリットも視野に入れる
💡 ポイント: 費用は「支出」ではなく、欠勤・離職・医療費増加を防ぐ「投資」として捉えると社内の合意を得やすくなります。

具体的な導入方法や相場は施策ごとに異なります。
歯科健診であれば導入方法・費用相場の解説記事、身体ケアであれば訪問マッサージの費用・効果の記事が参考になります。

まずは自社が使える制度を確認し、初期費用の少ない施策から検討するのが賢明です。

よくある質問

予防医療の取り組みは中小企業でも始められますか?

はい、始められます。大がかりな設備投資がなくても、既存の健診に歯科健診や保健指導を加えるなど、小規模から着手できる施策が多くあります。まずは自社の課題に近い1〜2つの施策から試験導入し、効果を見ながら広げる方法が現実的です。

予防医療の取り組みは健康経営優良法人の認定に役立ちますか?

役立つ場合が多いです。健診の受診促進や保健指導、メンタルヘルス対策などの予防的な取り組みは、健康経営優良法人の評価項目と重なる部分があります。認定を目指す場合は、取り組み内容を記録・可視化しておくと申請時に活用しやすくなります。

予防医療の効果はどう測ればよいですか?

受診率や参加率、従業員アンケートの満足度、健診数値の変化、欠勤日数などの指標を組み合わせて測るのが一般的です。導入前に測定項目を決めておくと、施策の効果を比較・検証しやすくなります。短期で判断せず、継続して確認することが大切です。

従業員の健康づくりに取り組む際は、従業員の健康づくりもあわせてご覧ください。

まとめ

予防医療は、健診・歯科・運動・メンタルの4分野から自社に合った施策を選び、小さく始めて検証する形で無理なく取り組めます。
費用は制度の活用や訪問型サービスで抑えられ、欠勤や離職を防ぐ投資としての価値があります。
大切なのは「何から始めるか」を決めて一歩踏み出すことです。

自社にどの施策が合うか迷ったら、専門家に相談することで最短ルートが見えてきます。
歯科健診や訪問マッサージなど、御社の課題に合わせた予防医療の進め方をご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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