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コラム
中小企業の健康経営は何から始める?進め方を5ステップで解説
健康経営
最終更新日 / 2026.09.14
「健康経営を始めたいが、何から手をつければいいのかわからない」
中小企業の経営者や人事担当者から、最もよく聞かれる悩みです。
結論から言うと、健康経営は「トップの宣言→体制づくり→現状把握→施策の実行→効果の確認」という5つのステップで進めれば、専門知識がなくても着実に形にできます。
大きな予算も特別な部署も、最初は必要ありません。
この記事では、中小企業が無理なく健康経営を始めるための進め方を、順を追って解説します。
- 健康経営を始める前に知っておくべき考え方
- 何から始めるかがわかる具体的な5ステップ
- お金をかけずに始められる施策の例
- 健康経営優良法人の認定を目指す流れ
そもそも健康経営とは?中小企業こそ効果が出やすい理由

健康経営とは、従業員の健康を「コスト」ではなく「投資」と捉え、健康づくりを経営的な視点で戦略的に進める取り組みのことです。
経済産業省が推進しており、近年は中小企業への広がりが加速しています。
大企業の話に聞こえるかもしれませんが、実は中小企業ほど健康経営の効果を実感しやすいと言われています。
従業員一人ひとりの影響力が大きく、施策の効果が組織全体に届きやすいためです。
健康経営に取り組むことで、次のような効果が期待できます。
| 期待できる効果 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 離職防止 | 働きやすい環境が定着率の向上につながる |
| 採用力の向上 | 「健康を大切にする会社」として求職者に選ばれやすい |
| 生産性の向上 | 体調不良による能率低下(プレゼンティーズム)の改善 |
| 企業イメージ向上 | 優良法人認定などで対外的な信頼が高まる |
健康経営は、従業員の健康と会社の成長を同時に実現する経営戦略です。
まずはこの考え方を経営層と共有することが出発点になります。
中小企業の健康経営|進め方5ステップ
健康経営は、次の5つのステップで進めます。
いきなり全部をやろうとせず、順番に取り組むことが成功のコツです。
- ステップ1: 経営トップが健康経営を宣言する
- ステップ2: 推進体制をつくる(担当者を決める)
- ステップ3: 従業員の健康状態を把握する
- ステップ4: 課題に合った施策を実行する
- ステップ5: 効果を振り返り、改善する
ステップ1: 経営トップが健康経営を宣言する
最初にやるべきは、社長や経営層が「健康経営に取り組む」と社内外に表明することです。
健康経営は現場任せでは進みません。
朝礼での一言、社内掲示、自社サイトへの掲載など、方法は問いません。
トップの本気の姿勢が示されて初めて、従業員も自分ごととして動き始めます。
ステップ2: 推進体制をつくる
次に、健康経営を進める担当者を決めます。
専任である必要はなく、総務・人事の担当者が兼任する形で十分です。
ステップ3: 従業員の健康状態を把握する
やみくもに施策を打つ前に、自社の健康課題を知ることが大切です。
既存の情報から把握できるものも多くあります。
- 定期健康診断の受診率・結果の傾向
- ストレスチェックの結果
- 残業時間・有給休暇の取得状況
- 簡単な社内アンケート(肩こり・睡眠・食生活など)
課題が見えれば、優先して取り組むべき施策が自然と絞り込めます。
ステップ4: 課題に合った施策を実行する
把握した課題に合わせて、具体的な取り組みを始めます。
施策の例は次のセクションで詳しく紹介します。
ステップ5: 効果を振り返り、改善する
施策は「やって終わり」にせず、定期的に振り返ります。
受診率や取得率、アンケート結果の変化を見て、続けるものと見直すものを判断しましょう。
健康経営の進め方でお悩みではありませんか?
お金をかけずに始められる健康経営の施策例

「予算がないから健康経営は難しい」と思われがちですが、それは誤解です。
費用をほとんどかけずに始められる施策はたくさんあります。
| 取り組み | 費用感 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 健診受診の呼びかけ・受診勧奨 | ほぼ無料 | 病気の早期発見 |
| 階段利用の促進・ウォーキング推奨 | ほぼ無料 | 運動習慣の定着 |
| ノー残業デーの設定 | 無料 | 労働時間の適正化 |
| 禁煙・受動喫煙対策 | 低〜中 | 生活習慣病の予防 |
| 企業歯科健診の導入 | 中 | 歯周病・全身疾患の予防 |
| 訪問マッサージの導入 | 中 | 肩こり・疲労の軽減 |
まずは無料でできる施策から着手し、慣れてきたら専門サービスを取り入れるのがおすすめです。
施策のアイデアをもっと知りたい方は、自社で始めやすい取り組みをまとめた記事も参考になります。
健康経営は、無料でできる小さな一歩から始めても十分に価値があります。
健康経営優良法人の認定を目指すなら
取り組みが軌道に乗ってきたら、「健康経営優良法人」の認定を目指すのも一つの目標です。
経済産業省が認定する制度で、中小企業向けの部門があります。
認定を取得すると、次のようなメリットが期待できます。
- 採用活動での企業アピールにつながる
- 金融機関の融資優遇や自治体の入札で有利になる場合がある
- 社内の健康づくりが一段と活性化する
認定には申請書(健康経営度調査など)の提出が必要ですが、これまで紹介した5ステップを進めていれば、その内容がそのまま申請材料になります。
認定を目的にするのではなく、取り組みの延長線上のゴールとして位置づけるのが理想です。
認定要件や申請の流れは年度ごとに更新されるため、最新のガイドを確認しながら準備を進めましょう。
よくある質問
健康経営は本当に無料で始められますか?
はい、最初のステップは費用をかけずに始められます。経営トップの宣言、担当者の決定、健診受診の呼びかけ、ノー残業デーの設定などは、基本的に追加費用がかかりません。まずは無料でできる施策から着手し、必要に応じて企業歯科健診や訪問マッサージなどの専門サービスを段階的に取り入れる進め方がおすすめです。
健康経営の担当者は専任でなければいけませんか?
専任である必要はありません。多くの中小企業では、総務や人事の担当者が通常業務と兼任する形で健康経営を推進しています。大切なのは担当者を明確に決め、経営トップと連携できる体制をつくることです。必要に応じて産業医や健康保険組合など外部の専門家と連携すると、負担を抑えながら進められます。
健康経営優良法人の認定は中小企業でも取れますか?
取得できます。健康経営優良法人には中小規模法人部門があり、多くの中小企業が認定を受けています。トップの宣言、体制づくり、現状把握、施策の実行という基本的なステップを進めていれば、その内容が申請材料になります。認定要件は年度ごとに更新されるため、最新のガイドを確認しながら準備することが重要です。
まとめ|健康経営は小さな一歩から始められる
中小企業の健康経営は、「トップの宣言→体制づくり→現状把握→施策の実行→振り返り」の5ステップで進めれば、専門知識や大きな予算がなくても着実に形にできます。
まずは無料でできる小さな取り組みから始めることが、成功への近道です。
とはいえ、「自社の課題に合う施策がわからない」「歯科健診や訪問マッサージの導入を検討したい」といった段階では、経験のあるパートナーに相談するのが確実です。
株式会社マイ・ポジションでは、企業向けの歯科健診・訪問マッサージをはじめ、健康経営の取り組みを実務面からサポートしています。
自社に合った進め方を知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください。
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この記事は、企業向けに歯科健診・訪問マッサージ等の健康支援サービスを提供する株式会社マイ・ポジションが制作・運営しています。 運営会社について »