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健康経営優良法人のメリット|採用・融資・入札で得するか
健康経営
最終更新日 / 2026.08.27
健康経営優良法人の認定を検討するとき、多くの経営者・人事担当者が気になるのは「認定を取って本当に得するのか」という点だと思います。
結論から言うと、認定は採用・融資・入札の3つの場面で実利につながる可能性が高い制度です。
ただし「取れば自動的に効果が出る」ものではなく、活用のしかたで差が出ます。
この記事では、メリットの中身と限界を実務目線で整理します。
過度な期待も、逆に「意味がない」という思い込みも避けて、正しく判断できるようにお伝えします。
- 健康経営優良法人が採用・融資・入札で得する仕組み
- それぞれのメリットの実際の大きさと注意点
- 認定を「取って終わり」にしないための活用ポイント
- 認定を取るべき企業・急がなくてよい企業の判断軸
健康経営優良法人とは?メリットを理解する前提
健康経営優良法人は、従業員の健康づくりに戦略的に取り組む企業を、経済産業省と日本健康会議が顕彰する制度です。
大規模法人部門と中小規模法人部門があり、多くの中小企業は後者で申請します。

メリットを考える前に、この制度が「国が認めるお墨付き」である点を押さえておきましょう。
公的な認定であることが、後述する採用・融資・入札での信頼につながります。
| 部門 | 主な対象 | 上位認定 |
|---|---|---|
| 大規模法人部門 | 大企業など | ホワイト500 |
| 中小規模法人部門 | 中小企業など | ブライト500 |
認定要件や申請の流れを詳しく知りたい方は、健康経営優良法人2027の認定要件もあわせてご覧ください。
採用でのメリット|人材確保に効く理由
3つのメリットの中でも、多くの中小企業が最も実感しやすいのが採用面です。
求職者や親世代に対して「従業員を大切にする会社」という客観的な証明になります。
認定が採用に効くポイント
- 求人票や採用サイトに認定ロゴを掲載でき、企業イメージが向上する
- 働きやすさを重視する若手・女性の応募につながりやすい
- ハローワークや合同説明会で他社と差別化できる
- 内定者の親が安心材料として評価するケースがある
特に人手不足が続く業界では、待遇だけで競うのは限界があります。
「健康を守ってくれる会社」という付加価値は、採用競争で有効な武器になります。
健康経営の進め方でお悩みではありませんか?
融資でのメリット|金利優遇や評価の実際
認定企業は、金融機関から融資条件で優遇を受けられる場合があります。
日本政策金融公庫や各地の地方銀行・信用金庫が、健康経営に取り組む企業向けの優遇制度を用意している例があります。

融資面で期待できること
| 項目 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 金利優遇 | 一定条件で通常より低い金利が適用される場合がある |
| 審査での評価 | 経営姿勢の評価材料としてプラスに働くことがある |
| 保証料の優遇 | 信用保証協会の制度で優遇される地域がある |
ただし、優遇の有無や内容は金融機関・地域によって大きく異なります。
融資メリットを狙う場合は、取引先の金融機関に事前確認するのが確実です。
入札でのメリット|公共調達での加点
自治体の公共工事や業務委託の入札で、健康経営優良法人が加点評価される仕組みが広がっています。
総合評価落札方式などで加点対象になっている自治体があるため、公共案件を扱う企業には見逃せないメリットです。
入札での活用ポイント
- 自治体ごとに加点の有無・点数が異なるため、対象自治体を確認する
- 建設業・清掃・警備などで採用されている例が多い
- 加点は小さくても、僅差の入札では結果を左右することがある
公共案件の受注を狙う企業にとって、認定は競争力の底上げになります。
まずは自社が入札に参加する自治体の要領を確認してみてください。
よくある質問
健康経営優良法人の認定に費用はかかりますか?
中小規模法人部門の申請自体は無料ですが、認定にあたり運営事務局への申請料が必要な場合があります。年度によって運用が変わるため、申請時に最新の募集要項を確認してください。加えて、健診の充実やメンタルケアなど取り組みの実施にコストがかかる点も考慮しましょう。
認定を取ればすぐに融資や入札で得しますか?
自動的に得するわけではありません。融資の優遇は金融機関や地域によって制度の有無が異なり、入札の加点も自治体ごとに扱いが違います。自社が取引する金融機関や参加する自治体の制度を事前に確認したうえで活用することが大切です。
中小企業でも認定は取れますか?
取れます。中小規模法人部門は中小企業向けに設けられており、健診受診の推進や健康づくりの体制整備など、無理のない範囲から取り組める要件が中心です。まず取り組みやすい項目から着手し、段階的に整えていくことで認定を目指せます。
まとめ|メリットを活かすには継続と発信がカギ
健康経営優良法人は、採用・融資・入札の3場面で実利につながる制度です。
ただし効果を引き出すには、認定を取るだけでなく、取り組みを継続し社内外へ発信することが欠かせません。
「自社にメリットがあるか」「何から始めればよいか」は、事業内容や地域によって変わります。
健診やメンタルケアなど具体策も含めて、自社に合った進め方を一緒に整理してみませんか。
まずはお気軽にご相談ください。
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