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コラム
健康経営優良法人2027の認定要件と申請期間|認定スケジュール完全ガイド
健康経営
最終更新日 / 2026.07.21
健康経営優良法人の申請期間は、例年おおむね秋(8〜10月頃)から始まり、年末〜翌年初に締切を迎えます。
2027年認定を目指す場合は2026年秋ごろの受付開始が見込まれるため、夏までに社内体制を整えるのが理想です。
※時期は年度により変動します。最新の申請要項(経済産業省・日本健康会議)で必ずご確認ください。
「健康経営優良法人2027の申請に向けて、そろそろ準備を始めたい」
そう考えている人事労務のご担当者は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、認定を受けるには申請直前の対応では間に合わず、1年前からの計画的な取り組みが必要です。
健康経営優良法人は、経済産業省が推進する制度で、優良な健康経営を実践している企業を「見える化」するものです。
申請は例年秋ごろに始まるため、2027年認定を目指すなら2026年の夏〜秋には社内体制を整えておきたいところです。
この記事でわかること
- 健康経営優良法人制度の全体像と2つの部門の違い
- 認定要件で押さえるべき評価項目のポイント
- 2026年秋開始を見据えた申請スケジュールと準備手順
- 認定取得でよくある質問と早めに動くべき理由
健康経営優良法人制度とは何か

健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題や国民の健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
経済産業省が制度を設計し、日本健康会議が認定を行っています。
認定を受けると、自社サイトや採用活動でロゴマークを使用でき、企業イメージの向上につながります。
また、自治体や金融機関の優遇制度の対象となる場合もあります。
| 部門 | 対象 | 上位認定 |
|---|---|---|
| 大規模法人部門 | 製造業なら従業員301人以上など | ホワイト500 |
| 中小規模法人部門 | 製造業なら従業員1〜300人など | ブライト500 |
自社がどちらの部門に該当するかは、業種と従業員数で決まります。
まずは自社の部門を確認することが、申請準備の第一歩です。
認定要件で押さえるべき評価項目
認定要件は大きく5つの大項目で構成されています。
中小規模法人部門と大規模法人部門で求められる水準は異なりますが、基本的な考え方は共通です。
- 経営理念・方針:健康宣言の社内外への発信
- 組織体制:健康づくり担当者の設置など
- 制度・施策の実行:健診受診・保健指導・生活習慣改善など
- 評価・改善:取り組みの効果検証
- 法令遵守・リスクマネジメント
特に「制度・施策の実行」では、具体的な取り組み実績が問われます。
定期健診の受診率向上、メンタルヘルス対策、食生活・運動の支援などが評価対象になりやすい項目です。
健康経営の基本を改めて整理したい方は、健康経営とは?|企業の成長を支える新しい経営戦略もあわせてご覧ください。
認定は「取り組みの継続」と「効果の記録」がそろって初めて評価されます。
2027年認定に向けた申請スケジュール

健康経営優良法人の申請は、例年ほぼ同じ時期に進みます。
2027年認定を目指す場合、2026年秋ごろに申請受付が始まる見込みです。
| 時期(目安) | やること |
|---|---|
| 2026年 夏 | 社内体制の整備・健康宣言の準備 |
| 2026年 秋 | 申請受付開始・申請書作成 |
| 2026年末〜2027年初 | 申請締切・審査 |
| 2027年 春 | 認定発表 |
中小規模法人部門では、健康保険組合や協会けんぽが実施する「健康宣言事業」への参加が前提となる場合があります。
この宣言手続きにも時間がかかるため、逆算した準備が欠かせません。
申請の半年〜1年前から動き始めるのが理想的なスケジュールです。
今から始められる具体的な準備
申請直前に慌てないために、今からできることを整理します。
特に評価されやすい健診関連の施策は、早めに着手する価値があります。
- 自社の部門と現状の取り組みを棚卸しする
- 健康宣言事業への参加手続きを済ませる
- 定期健診・歯科健診などの受診率を確認する
- 未実施の施策(メンタルヘルス・運動支援等)を計画する
- 取り組みの記録・数値を蓄積する仕組みを作る
歯や口腔の健康は全身の健康と関わりが深いと言われており、企業の健診施策として注目されています。
歯科検診の重要性 ― 全身の健康と企業の未来を守るや、従業員の心を守る健康経営 ― メンタルヘルス対策の重要性も参考になります。
準備を早く始めるほど、選べる施策の幅が広がります。
よくある質問
Q. 中小企業でも認定は取れますか?
はい、中小規模法人部門があり、規模に応じた基準で審査されます。
健康保険組合や協会けんぽの健康宣言事業への参加が入り口になることが多いため、まずはそちらを確認しましょう。
Q. 認定要件は毎年変わりますか?
評価項目や必須要件は年度ごとに見直される傾向があります。
過去の要件を参考にしつつ、最新の申請要項を必ず確認することが重要です。
Q. 申請にかかる費用はどのくらいですか?
部門や年度によって申請料が設定される場合があります。
金額や有無は変わることがあるため、公式情報でご確認ください。
健康経営優良法人の申請期間はいつからいつまで?
健康経営優良法人の申請期間は、例年ほぼ同じ流れで進みます。
ただし開始日・締切日は年度ごとに前後するため、下表は過去の傾向に基づく「目安」としてご覧ください。
| 段階 | 時期の目安 | 主なアクション |
|---|---|---|
| 健康宣言の受付 | 通年(保険者による) | 協会けんぽ・健保組合へ参加登録 |
| 申請受付開始 | 秋ごろ(8〜10月) | 申請書(調査票)の作成・提出 |
| 申請締切 | 秋〜初冬(10〜12月頃) | 提出完了・審査へ |
| 認定発表 | 翌年 春(3月頃) | 認定・ロゴ使用開始 |
上記は経済産業省・日本健康会議が公表してきた過去年度のスケジュール傾向を整理したものです。
年度により開始・締切が変わるため、実際の申請期間は必ず公式の申請要項でご確認ください。
申請期間で特に注意したい2つのポイント
- 健康宣言事業への参加は申請より前に必要な場合がある:中小規模法人部門では、協会けんぽや健康保険組合の健康宣言事業への参加が申請の前提となることが多く、宣言手続きに数週間〜数か月かかるケースもあります。
- 締切間際は問い合わせが集中する:申請システムの操作や記載内容の確認は時間がかかるため、受付開始直後から着手すると余裕を持って提出できます。
申請期間に間に合わせるための逆算スケジュール
「申請期間が始まってから準備」では、必須要件を満たせないことがあります。
申請受付(秋)から逆算した動き方を、時系列で整理しました。
- 受付の約1年前:自社の該当部門(大規模/中小規模)と現状の取り組みを棚卸しする。
- 受付の半年前まで:健康宣言事業へ参加登録し、健康宣言を社内外へ発信する。
- 受付の3〜6か月前:定期健診・歯科健診の受診率確認、メンタルヘルス・運動支援など未実施施策を実行し、実績データを蓄積する。
- 受付開始(秋):申請書(調査票)を作成し、記録した数値を根拠として記入する。
- 締切前:記載漏れ・根拠資料を最終確認して提出する。
特に施策は「導入して実績を積む期間」が必要なため、申請期間の直前に始めても数値として反映しにくい点に注意が必要です。
早く動くほど、申請時に示せる取り組みの幅と説得力が広がります。
まとめ
健康経営優良法人2027の認定を目指すなら、2026年秋の申請開始に向けて今から準備を進めることが成功の鍵です。
認定要件は「取り組みの実行」と「効果の記録」が問われるため、日々の積み重ねが欠かせません。
- 自社の部門を確認する
- 健康宣言事業に参加する
- 健診・メンタル・運動などの施策を計画的に実行する
とはいえ、限られた人員で新たな施策を整えるのは負担も大きいものです。
私たち株式会社マイ・ポジションは、歯科健診や訪問マッサージなど、健康経営の取り組みを実務面から支援しています。
自社に合った進め方を知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください。
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健康経営優良法人2027の認定要件
結論として、認定要件は「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策の実行」「評価・改善」「法令遵守」の5分野で構成され、中小規模法人部門では必須項目に加えて選択項目のうち一定数を満たす必要があります。
いずれも経済産業省・日本健康会議が公表する申請要項(健康経営度調査・調査票)に基づき毎年見直されるため、最終確認は公式資料で行ってください。
中小規模法人部門の要件イメージ
- 経営理念・方針:健康宣言の社内外への発信
- 組織体制:健康づくり責任者の設置
- 制度・施策:健診受診率の向上、保健指導、生活習慣・メンタルヘルス対策など複数分野からの取り組み
- 評価・改善:取り組みの効果検証
- 法令遵守・リスクマネジメント:定期健診の実施など
近年は「取り組んだか」だけでなく「効果を検証したか」まで問われる傾向が強まっています。
単発のイベントで終わらせず、実施→記録→検証のサイクルを回すことが認定への近道です。
認定要件・認定基準の全体像(部門別比較表)
「認定要件」「認定基準」「健康経営度調査」という言葉で検索される内容を、部門別に整理しました。
前述のとおり、これらは申請年度ごとに見直されるため、最終確認は公式の申請要項で行ってください。
| 評価分野 | 中小規模法人部門 | 大規模法人部門 |
|---|---|---|
| 経営理念・方針 | 健康宣言の発信(必須) | 経営者の関与・方針明示(必須) |
| 組織体制 | 責任者の設置 | 推進体制・産業医等の連携 |
| 制度・施策の実行 | 選択項目から一定数を実施 | より多くの項目・詳細な実績 |
| 評価・改善 | 取り組みの効果検証 | 数値目標・PDCAの明示 |
| 法令遵守 | 定期健診の実施等(必須) | 定期健診・関連法令の遵守(必須) |
2022年など過去年度の認定要件との違いは?
「健康経営優良法人2022 認定要件」など過去年度で検索される方もいますが、基本の評価分野の枠組みは大きくは変わっていません。
一方で、年度ごとに次のような傾向の変化が見られるとされています。
- 「実施したか」だけでなく「効果を検証したか」を重視する方向
- 女性の健康支援・生活習慣・メンタルヘルスなど選択項目の充実
- 必須項目・満たすべき選択項目数の細かな見直し
そのため、過去年度の要件はあくまで参考とし、申請する年度(2027年度など)の最新の申請要項で必ず確認することが重要です。
心の健康会議2027と健康経営の関係
「心の健康会議 2027」という言葉で情報を探している方も多いようです。
ここで整理しておきたいのは、健康経営優良法人制度の運営に関わるのは「日本健康会議」であるという点です。
日本健康会議は、経済産業省などと連携し、企業の健康づくりを推進する民間主導の組織とされています。
近年は従業員のメンタルヘルス(心の健康)が健康経営の重要テーマとして位置づけられており、認定要件の選択項目にもメンタルヘルス関連の取り組みが含まれています。
ストレスチェックの実施や相談体制の整備は、評価されやすい分野の一つです。
- 運営主体:日本健康会議(経済産業省などと連携)
- 心の健康=メンタルヘルス対策は認定の選択項目に関連
- 最新の会議内容・方針は日本健康会議・経済産業省の公表資料でご確認ください
制度の最新動向や会議の議論は年度ごとに更新されるため、正確な情報は経済産業省・日本健康会議の公式発表を参照することをおすすめします。
認定要件に関するよくある質問
Q. 初めての申請でも認定は取れますか?
取れる可能性は十分あります。
ただし申請時点で一定の取り組み実績が必要になるため、受付開始の秋までに準備期間を確保することが前提です。前年度からの着手が理想です。
Q. 中小企業でも取り組みやすい施策は何ですか?
健診受診率の向上、歯科健診、運動・食事の情報提供などは、比較的少ない負担で始められます。
まずは自社で継続できる施策から着手し、記録を残すことが大切です。口腔ケアという選択項目に対応できる企業向けの歯科健診は、導入しやすい取り組みの一例です。