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コラム
メンタルヘルス×健康経営|企業がやるべき対策と進め方
健康経営
最終更新日 / 2025.09.24
メンタルヘルスは健康経営の土台となる取り組みです。
企業ができる基本は「①ストレスチェックの活用」「②相談窓口・EAPの整備」「③管理職研修」の3つ。
まず現状把握から始め、小さくても継続できる体制を整えることが、離職防止と生産性維持につながるとされています。
過労や人間関係のストレス、将来への不安…。
現代社会において、メンタルヘルスの問題は誰にとっても他人事ではありません。
厚生労働省の調査によれば、約6割の労働者が仕事や職場に強い不安やストレスを感じていると答えています。
企業にとって従業員の心の健康を守ることは、もはや選択肢ではなく経営責任です。
なぜメンタルヘルス対策が必要なのか?
- 精神疾患による休職・離職が年々増加
- 労災認定件数のうち、精神障害は過去最多水準
- 心の不調は業務効率を大幅に低下させる

企業ができる具体策
1. ストレスチェック制度の活用
年1回のストレスチェックを実施するだけでなく、結果を分析し、部署ごとの課題を改善することが重要です。
2. 社内相談窓口・EAP(従業員支援プログラム)の導入
外部専門家やカウンセラーと連携し、匿名でも相談できる環境を整えることで、相談ハードルを下げられます。
3. 管理職研修
ラインマネージャーが部下の変化に気づけるよう、傾聴スキルや初期対応の研修を実施することが効果的です。
導入事例
- 製造業M社:ストレスチェック後に職場環境改善を行い、離職率が前年比30%改善。
- サービス業N社:外部カウンセラーとの契約で休職者が半減。
メンタルヘルスと健康経営の関係とは?
健康経営とは、従業員の健康を経営的な視点で考え、戦略的に取り組むことを指します(経済産業省)。
その中でもメンタルヘルスは、身体の健康と並ぶ重要な柱と位置づけられています。
経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」でも、メンタルヘルス対策に関する項目が評価要素に含まれているとされています。
心の不調は本人だけでなく、周囲の負担増や生産性低下(プレゼンティーイズム)にもつながるため、企業全体で取り組む意義があります。
中小企業がメンタルヘルス対策を進める4ステップ
「何から始めればいいか分からない」という企業でも、次の順で進めると取り組みやすくなります。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ①現状把握 | ストレスチェックや簡易アンケートで実態を確認 | まずデータで課題を可視化する |
| ②相談体制 | 社内窓口や外部EAPを整備 | 匿名で相談できる仕組みが有効 |
| ③教育・研修 | 管理職向けの傾聴・初期対応研修 | 不調の早期発見につながる |
| ④職場改善 | 結果を踏まえて業務量・環境を見直す | 実施しっぱなしにしない |
ストレスチェックは義務?対象は?
労働安全衛生法にもとづき、常時50人以上の労働者を使用する事業場では、年1回のストレスチェック実施が義務とされています(厚生労働省)。
50人未満の事業場は現時点で努力義務とされていますが、健康経営の観点からは規模にかかわらず実施が推奨されます。
なお、制度の詳細や最新の適用範囲は改正される場合があるため、厚生労働省の公表情報や産業医・社会保険労務士に確認することをおすすめします。
よくある質問(メンタルヘルス×健康経営)
小規模でも取り組めますか?
はい。
まずは相談窓口の周知や管理職への声かけ研修など、コストを抑えて始められる施策があります。
外部サービスの活用で、専門人材がいない企業でも体制を整えやすくなります。
健康経営優良法人の認定に必要ですか?
メンタルヘルス対策は評価項目の一つとされています(経済産業省)。
認定を目指す場合はもちろん、目指さない場合でも従業員定着や生産性の観点で取り組む価値があります。
自社に合ったメンタルヘルス・健康経営の進め方でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。
👉健康経営の取り組みに関するお問い合わせはこちら
まとめ ― 心の健康は企業の成長基盤
従業員が安心して働ける環境を整えることは、単なる福利厚生ではなく企業の競争力です。
メンタルヘルス対策は、健康経営における最重要テーマのひとつといえるでしょう。
👉メンタルヘルス対策に関するお問い合わせはこちら
監修:株式会社マイ・ポジション
本記事は予防医療・健康経営の啓蒙を目的に作成しています。